都電荒川線 7000形

昭和29年に登場した7000形は都電の主力車両の一角として活躍しました。路線縮小の中で製造年の新しい3次グループ(7051− 7093)は荒川電車営業所に集中配置されました。この31両は荒川線の存続と共に最出発し、昭和52年から全車をアルナ工機(現・ アルナ車両)製のワンマン化新造車体にお新し、昭和53年に再デビューしました。車両番号も新たに7001−7031に揃えられました。 車体は新しくなっても下回りは吊りかけ式の旧来のままで、懐かしい走行音が昭和の良き時代を保っていました。
しかし、下回り部品は新製から60年以上経過しており、更新車体も新製から40年近く経過していることから、新型車両への置換え検討が 始まり平成27年9月から8900形の営業運転が始まりました。8900形の増備に伴い、7000形は数を減らし、平成29年春に引退 することとなりました。
幸いなことに、7000形の一部は車体を流用し下回りをVVVF化大規模な改修を行なった7700形に生まれ変わり、平成28年5月 から活躍しております。

7000形どうしのすれ違い委い 飛鳥山−王子駅前 平成23年10月23日

7001を連写しました 飛鳥山−王子駅前 平成23年10月23日

飛鳥山−王子駅前 平成23年10月23日

王子駅前停留所で7000形の並び 平成28年5月28日

王子駅前停留所に停車中の7029 平成28年5月28日

王子駅前停留所を出発 王子駅前−飛鳥山(後追い) 平成28年5月28日

荒川遊園地前 平成23年10月23日

町屋駅前 平成23年10月23日

夜の三ノ輪橋電停


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